長野県じゃないの!?黒部ダムの送電先は・・・

先日、記事で紹介した「黒部ダムカレーせんべい」の発祥である黒部ダムは、その周辺地域である大町・白馬・安曇野にとっては、大目玉の観光名所として有名です。知っている人は知っていると思いますが、この黒部ダムを管轄しているのは「関西電力」。なのでもちろん、発電した電気は、大阪・京都・兵庫・和歌山・奈良・福井・三重などの関西地域に送られているんです。

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どういった経緯で関西電力が黒部ダムを管轄するようになったのか、その経緯を調べてみました。

1920年:黒部川の利水権を高峰譲吉の東洋アルミナムが取得
1927年:東洋アルミナムと日本電力(後の日本発送電)が合併
1951年:日本発送電が電力再編成により、九電力体制となり関西電力が設立。黒部川筋の発電変電設備及び水利権が関西電力に移る。
1956年:黒部川第四発電所着工
1963年:黒部川第四発電所完成

黒部川のダム開発史』より

東日本大震災で大変な問題になっている福島県の原子力発電所も、黒部ダムと同じように県外のための電力を発電するために建設された発電所です。計画停電を行っているのは、「被災地のための節電」ではなくて、首都圏の消費電力が供給できなくなった際に起こり得る突然停電を避けるためなのです。ブログ『勝手に言ってます』の「風評被害」という記事では、マスコミがこの事実の公表に消極的なことに対する問題提起がされていました。

今、「東京電力の発電部門と送電部門を分離」する案について、議論・検討がされています。このことについてブログ『馬上行動 山田冬樹の部屋』の「送電分離には大賛成」という記事で、2つの理由が述べられています。一方、ブログ『Tech Mom from Silicon Valley』の「発送電分離と通信のアナロジー」という記事では今やるべきではないのでは?という意見も。市場では「発送電分離が実現すると、各社は競争にさらされ、これまでの収益基盤が崩れる可能性がある」との声・・・一体どうなっていくのでしょうか。

黒部ダムの深おいしイイ話。
オール電化の今後は?

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